こんにちは、宇野です。

2021年になって、ここまでに動画撮影で重要となる「fps」「シャッタースピード」「絞り」「ISO感度」について解説した動画をアップしてきました。

それぞれのワードについては理解できたけれど、実際にどんな設定にすれば良いのか…と疑問が残っている方がいると思います。

そこで今回は、プロの映像クリエイターとして活動している僕が仕事で動画を撮影するとき、どのような設定にしているのかをお伝えします。

【カメラ設定】プロの映像クリエイターのカメラ設定(YouTube

1:カメラ設定

最初に、僕が仕事で動画を撮影する時のカメラ設定についてお話しします。

僕は、仕事でB-ROLLという映像を撮ることが多いです。

映像は大きく2つに分けられ、メインとなる映像をA-ROLLと言い、メインの動画に差し込むサブ的役割の映像をB-ROLLと言います。

これまでは、サブ的役割の動画がB-ROLLと言われていたのですが、現在はシネマティックに表現した魅せるB-ROLLが注目されています。

そこで、今回はシネマティックに表現した魅せるB-ROLLを撮る時の設定をお伝えします。

基本は、24fps、50分の1秒のシャッタースピードで、F値は1.8、ISO感度は500にしています。

では、この設定にしている理由をお伝えしていきます。

2:なぜ24fpsにしているのか?

まず24fpsにしている理由です。

これは、好みの問題でもあるのですが…僕は、クリーンで滑らかなテレビ番組的な映像よりも少し残像感が出てどことなく雰囲気が出る映画的な映像が好きです。

B-ROLLを撮る際に30fpsだと、滑らかでリアル感が出ないので違和感が出てしまいます。

手の動きや料理の材料の動きなどに、程よく残像感を出したいので24fpsにしています。

そして、スローを使うカットでは僕のカメラでは最大の120fpsにして撮影しています。

そうすることで、スピードの幅を広く表現できます。



3:なぜ解放F値で撮影しないのか?

僕はB-ROLLを撮影するときは、開放F値が1.4のレンズを使うことが多いです。

しかし、基本的には1段階か2段階、F値を上げて1.8か2で撮影をします。

開放で撮影すると、若干ですが端っこの方に歪みを感じることがあったからです。

自分の動画であれば気にする必要がない程度の歪みですが、お金をいただいているので品質には拘るようにしています。

とは言っても、しっかりとぼけ感を出したいのでF値を1.8か2で撮影しています。

4:ISO感度を500にしている理由

最後にISO感度です。

先ほども触れましたが、少し残像感が出てどことなく雰囲気が出る映画的な映像が好きです。

そのため、映像の色味にも拘るようにしています。

編集時にカラーグレーディングを行うのが前提で撮影をしているので、何もしないとコントラストが低い霞がかった眠たいlog撮影という状態で撮影をしています。

log撮影は、通常とは違う露光制御を行なっているのでISO感度が高くなってしまいます。

その中でも、最も低いISO500にしています。

これで明るい場合は、NDフィルターといって、レンズのサングラス的なモノを付けて白飛びしないようにします。

反対に暗い場合は、ISO感度を上げるのではなく照明を使って撮影をしますのでISO感度を上げることはほとんどありません。

また、クライアントワーク意外で動画を撮影する時でもISO感度は100を基本にして、暗い場合は照明を使うようにしています。ISO感度を上げるのは、本当に対策がなくなった最終手段です。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか?

この動画では、僕が仕事で動画を撮影するとき、どのような設定にしているのかをお伝えしました。

この設定が全ての方に当てはまるわけではありませんが「なぜそうしているのか?」というのがわかっていれば、どういう設定にすれば良いのかを決める判断材料になると思います。

この動画が参考になったと思っていただけたらチャンネル登録、よろしくお願いします。

編集後記

今回、少しだけLog撮影についてお話ししましたが、機会を見つけて、もう少し詳しくlog撮影とガンマなど映像の色についてお話ししていこうと思っています。

それでは、また次回!