こんにちは、宇野です。
動画編集で色を抜き合成するときは、一般的にグリーンバックやブルーバックのような単色の布を背景に設置します。
また、緑の紙を使っても合成することができます。
今日の動画では、Premiere Proで色を抜き合成する方法を解説します。
Amazonで1500円からありますが安物を購入するとシワができてしまい、うまく色を抜けないことがありますので、注意してください。
それでは、解説していきます。
【クロマキー合成】Adobe Premiere Proで色を抜き合成する方法(YouTube)
1:グリーンバックを設置する
まずは、色を抜きたい場所にグリーンバックを設置します。
背景の色を抜きたい場合は、グリーンバックを背景に設置します。
今回は、緑の色紙を使っていきますが、背景の色を抜く場合も同じ方法です。
綺麗に色を抜くには、影がグリーンバック内に映らないように撮影することがポイントです。また、緑に近い色の服を着ているとその色も透けてしまいますので、本来は赤系の色の服がオススメです。
2:Ultraキーを適用する
撮影を終えたら、編集を行います。
映像クリップをビデオトラックの2に配置します。
エフェクトの検索窓に「ULT」と入力します。
すると「Ultraキー」が表示されますので、これをクリップに適用します。
3:背景の色を抜く
次にエフェクトコントロールで「Ultraキー」を調整します。
「Ultraキー」のキーカラーの右にあるスポイトのアイコンをクリックします。
カーソルがスポイトのアイコンになるのでプログラムモニターの緑の部分をクリックします。
マットの生成を展開して「ハイライト」と「ぺデスタル」の値を「0」にします。
出力を「アルファチャンネル」にします。
そして、色を抜きたい部分が真っ黒になるように「ぺデスタル」の数値を調整します。
ザラつきが出ないように「許容量」と「シャドウ」の値を調整します。
真っ黒になったら「出力」を「コンポジット」に戻します。
黒い部分の色が抜けている状態ですので、ビデオトラックの1に背景にしたい画像や動画を配置しサイズや位置を調整します。
うまく背景が抜けない場合は、マットのクリーンアップの項目で微調整していきます。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、グリーンバックを使い背景の色を抜き合成する方法を解説しました。
ぜひ挑戦してみてください。
この動画が参考になったと思っていただけたらチャンネル登録よろしくお願いします。
編集後記
「これから動画編集スキルを効率良く身につけたい!」という方向けに「動画編集の基礎をゼロからステップバイステップで学ぶ」ことができる「Premiere Proの基本操作」という完全無料の動画をご用意しましたのでWebサイトをご覧ください。
最後までありがとうございます。
それではまた次回!