こんにちは、宇野です。
「シャッタースピード」「絞り」「ISO感度」この3つが動画の露出を決める要素です。
「シャッタースピード」と「絞り」については以前の動画で解説していますので、概要欄にリンクを貼っておきますのでご覧ください。
ここでは、できるだけシンプルにわかりやすく「ISO感度」についてお話ししていきますので、最後まで観ていただければ幸いです。
【ISO感度】ノイズの原因かも!?ISO感度について(YouTube)
1:ISO感度とは?
まずISO感度とは何なのか?ということです。
ISO感度とは、カメラが光を捉える能力の値です。
少し難しい話になるのですが、カメラは光を電子信号に変えて処理をしますので、ISO感度を上げるということは、電子信号を増幅させることで、ISO感度を2倍にすると電子信号は2倍になりますので、光の量が半分で適正露出になるということです。
つまり、ISO感度を2倍にすると、2倍のシャッタースピードで撮影できるということですので、暗い場所で手ブレしたり、被写体がブレたりする時は、ISO感度を上げることによって、手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。
2:ISO感度を上げると映像が明るくなる
暗い室内や街灯がない屋外でもISO感度を上げると映像を明るくすることができます。
ですので、カメラの液晶を見て暗いとISO感度を上げたくなってしまいがちですが、暗いからと言って単純にISO感度を上げれば良いというモノではありません。
ISO感度を上げて撮影すると、映像がザラついてしまうことがあります。
ISO感度を上げるということは、電子信号を増幅させることなので、ノイズも増幅してしまいます。
ですので、基本的には暗いからといってISO感度を上げるのではなく、照明を使って撮影することをオススメします。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、できるだけシンプルに「ISO感度」について解説しました。
少し難しいですが、明るくなるからといってISO感度を上げることは避けるようにしましょう。
この動画が参考になったと思っていただけたらチャンネル登録、よろしくお願いします。
編集後記
僕のカメラの基本設定は、24fpsでシャッタースピードは50分の1秒、F値は1.8でISO感度は100に設定しています。
仕事では、24fpsでシャッタースピードは50分の1秒、F値は1.8でISO感度は500に設定しています。
この設定にしている理由は次回の動画でお話ししていきます。
それでは、また次回!