こんにちは、宇野です。

僕は、昨年ある映像を観て「すげ~」「格好良い」「自分もこんな映像を作りたい」と衝撃を受けました。その動画が近年話題になっている「シネマティックB-ROLL」と呼ばれている映像です。

この動画では、「シネマティックB-ROLL」についてお話ししていきます。

「シネマティックB-ROLL」の作り方をできるだけシンプルに解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

【シネマティック】シネマティックB-ROLLについて(YouTube

1:従来のB-ROLLと近年のB-ROLL

映像には、A-ROLLと呼ばれるモノとB-ROLLと呼ばれるモノがあります。

従来は、メインとなる映像のことをA-ROLLと呼び、そのA-ROLLを分かりやすくする為に使う「インサートカット」や「資料映像」などのサブ的役割の映像をB-ROLLと呼んでいました。

しかし、近年は、従来のA-ROLLのサブ的役割の映像の他に、格好良く撮影し、格好良く編集してカットを繋げて、音楽に合わせた短い尺で視聴者を魅了する「魅せる映像」に仕上げた映像もB-ROLLと呼ばれるようになりました。

これが「シネマティックB-ROLL」と呼ばれます。

「シネマティックB-ROLL」の制作者で有名なのが「Peter McKinnon」さんという方です。

僕が衝撃を受けたというのも「Peter McKinnon」さんの映像です。

それから僕は「シネマティックB-ROLL」について勉強するようになり、今では、僕の仕事の7割以上が「シネマティックB-ROLL」を応用した「WEB CM」や「PV」の制作になっています。

2:シネマティックB-ROLLの制作方法

「シネマティックB-ROLL」は、他の動画と同じで、

  1. 企画
  2. 撮影
  3. 編集

という流れで作っていきます。

ワークフローに沿って順番に解説していきます。

2-1:企画

僕が映像制作をする際に一番時間をかけるのが企画、構成です。

時間をかけて「コンセプト」と「ストーリー」を明確にしていきます。

この2つが明確になっていないと「どんな映像を撮影すれば良いのか」「どんなカットが必要なのか」「どんなサウンドが必要なのか」「どんなBGMにするのか」など何も決まらないからです。

「コンセプト」と「ストーリー」が明確になってさえいれば、作品の完成が見えるのでスムーズに「撮影」や「編集」ができますので、必ず最初に「コンセプト」と「ストーリー」を明確にするようにしましょう。

最初に「誰に何をどのように伝えどんな結果が出る動画にするのか?」というコンセプトを決めます。

例えば「新社会人22歳の女性にいい香りのコーヒーをシネマティックなストーリーにして紹介し試供品の申し込みを増やす」というコンセプトにしたとします。

次に「起承転結」のストーリーを考えます。

僕の場合は、一連の動きを「細分化」します。

例えば、

  1. 水を取り出す
  2. お湯を沸かす
  3. コーヒー豆を取り出す
  4. コーヒーミルの準備
  5. コーヒーミルで豆を砕く
  6. お湯を注ぐ
  7. 飲む

この流れをベースにストーリーを構築していきます。

例えば「慣れない生活に疲れが溜まっている女性が帰宅して一番最初にすることは、一杯のコーヒーを入れること。インスタントには出せないフレグランスの香りが部屋を包み込む。一杯のコーヒーが忙しい日常に至福の時を届けてくれる」というストーリーにします。

ストーリーが完成すれば、どのようなカットが必要なのかがハッキリしてくるので、メッセージが伝わる構図を決めます。

そして、カットとカットをどのように繋げるのかを考えた上でカメラワークを決めます。

更に、イメージに合ったBGMを探し、他にどのようなサウンドが必要なのかも考えておきます。

コンセプト、ストーリー、カット割、構図、カメラワーク、BGM、サウンドを書いたシナリオを準備します。

そして、この作品を作るために必要なモノを揃えます。

カメラやレンズ、照明、小道具などの機材だけではなく、撮影するスタジオの手配なども行います。

ここまでの準備が企画になります。

2-2:撮影

撮影現場で軽く打ち合わせを行い、照明など機材のセッティング、カメラの設定をします。

僕は、シネマティックB-ROLLを撮るときは、基本的にLOG撮影で24fps シャッタースピードは50分の1、F値は1.8か2、ISO感度は500にしています。また、スローを使うカットでは、120fpsにしています。

そして、準備ができたら撮影をスタートします。

撮影は必要なカットしか撮らないという方もいますが、僕の場合は、事前にイメージしていたモノだけではなく現場の状況によって良いカットが撮れることがあるので、一連の流れ全てを撮るようにしています。

また、それが保険にもなります。

企画や編集は自分一人でできるので「やり直し」ができますが、撮影に関しては、自分以外の人も関わることが多いので、気軽に「やり直し」ができません。

「失敗が許されない状況」では、保険をかけておくことも凄く大切になります。

撮影時に大切なことは、カットの繋ぎを意識することです。

シネマティックB-ROLLは、繋ぎを意識するだけでより良い映像作品になります。

また、魅せる為の動画なので、普段はしないこのような演出も加えるようにしています。

2-3:編集

撮影を終えたら編集をします。

まずは、準備していたBGMのキックに印をつけ、これに合うようにカット編集していきます。

そして、トランジションを加えます。

また、シネマティックに見えるようにレターボックスを入れます。レターボックスとは、このような黒い帯を入れることで、フレームの上下に入れることでシネマティックにすることができます。

ベースが完成したら、最後にカラーグレーディングをします。

シネマティックB-ROLLでは、このカラーグレーディングも重要な要素になります。

これで完成です。

もし、ナレーションを入れる場合は、別撮りをします。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか?

この動画では、「シネマティックB-ROLL」の作り方をできるだけシンプルに解説しました。

この動画が参考になったと思っていただけたらチャンネル登録よろしくお願いいたします。

編集後記

「これから動画編集スキルを効率良く身につけたい!」という方向けに「動画編集の基礎をゼロからステップバイステップで学ぶ」ことができる「Premiere Proの基本操作」という完全無料の動画をご用意しましたのでご覧ください。

最後までありがとうございます、それでは、また次回!